【12月25日 AFP】インドネシア中部・スラウェシ(Sulawesi)島沖で19日に嵐に見舞われたフェリーが沈没した事故で、当局は25日、死者が63人に上ったと発表した。今もなお、不明者の捜索活動が続いている。

 インドネシア国家捜索救助庁のバンバン・ソエリスティヨ(Bambang Soelistyo)長官によると、これまでに40人が救助されたという。「情報が正しければ、今もなお15人が不明だ」と同責任者はAFPの取材に語った。

 フェリーの運航会社は、事故にあった船には116人が乗船していたと発表している。だがソエリスティヨ長官によると、116人の他、乗客名簿に記載されていない食堂スタッフ2人が乗船していたという。(c)AFP