【12月19日 AFP】国際ウエートリフティング連盟(IWF)は、11月に米国で行われた重量挙げ世界選手権(2015 IWF World Championships)でのドーピング検査で陽性反応を示したとして、2012年のロンドン五輪で金メダルを獲得した北朝鮮のキム・ウングク(Kim Un-Guk)ら7選手に対し、暫定的な資格停止処分を下した。

 ロンドン五輪の男子62キロ級では世界記録を塗り替えて金メダルを獲得したキムは、米テキサス(Texas)州ヒューストン(Houston)で行われた世界選手権で2位に入っていたが、ホルモンや代謝を調節する薬に分類される禁止薬物のレトロゾール(letrozole)の陽性反応示した。

 このほか、この大会で3位以内に入ったアゼルバイジャンの男子選手2人、同国の女子選手1人、さらにモルドバ、トルクメニスタン、サウジアラビア選手がドーピングの陽性反応を示している。(c)AFP