2015年のグーグル急上昇ワード、パリ事件やバスケ選手が上位に
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【12月18日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)は16日、2015年の急上昇検索ワードランキングを発表した。
総合で検索トップとなったのは、米プロバスケットボール協会(NBA)の元スター選手ラマー・オドム(Lamar Odom)さん。オドムさんは10月、米ネバダ(Nevada)州の売春宿で意識不明の状態で発見され生死の境をさまよった。
2位は1月に仏パリ(Paris)の本社をイスラム過激派に襲撃されたフランスの風刺週刊紙のシャルリー・エブド(Charlie Hebdo)。3位はオンラインアクションゲームの「Agar.io」、4位は米国の恐竜アドベンチャー映画『ジュラシック・ワールド(Jurassic World)』だった。
カテゴリ別ランキングでは、ニュース部門のトップがシャルリー・エブド、2位がパリとなった。パリは1月にシャルリー・エブド襲撃、11月に同時テロと2度、過激派襲撃の舞台となった。
3位は「史上最大級」とされたハリケーン「パトリシア(Patricia)」、4位は「ISIS」(イスラム過激派組織『イスラム国(IS』」の別称)、5位はネパールだった。
有名人部門ではトップのラマー・オドムさんに続き、米国の女子総合格闘家、ロンダ・ラウジー(Ronda Rousey)さんが2位。3位はトランスジェンダー(性別越境者)であることを公表し、「ブルース・ジェンナー(Bruce Jenner)」から改名した元米五輪金メダリストのケイトリン・ジェンナー(Caitlyn Jenner)さんとなった。英歌手アデル(Adele)さん同部門では4位だったが、音楽部門ではトップ。
スポーツイベント部門では、サッカー南米選手権のコパ・アメリカ(Copa America)が1位。これにテニスのウィンブルドン(Wimbledon)選手権が2位で続き、自転車ロードレースのツール・ド・フランス(Tour de Franc)が3位。英イングランド(England)で行われたラグビーW杯(Rugby World Cup)が4位にはいり、5位は米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の優勝決定戦スーパーボウル(Super Bowl)だった。(c)AFP