「ゾンビ病」の研究論文、英トップ科学誌に掲載?
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【12月16日 AFP】よろよろ歩いたり、うめき声を上げたり、さらには肉に噛み付いたり、無性に食べたくなったりする衝動に悩まされてはいないだろうか──。もし、思い当たる節があるようなら気をつけた方がいいかもしれない。英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)にこのほど掲載された論文によると、それはゾンビになりかけている兆候の可能性があるというのだ。
「ゾンビ感染:疫学、治療と予防」と題された論文には、感染の兆候などが詳細に記載されている。「人は臨床的には死んで、生き返る可能性がある」や、「ソンビ病」感染は「咬傷」で起きる──など。
この論文は、感染するとゾンビと化してしまう「黙示録的な病」の脅威と闘う研究に、より多くの金銭的支援を呼びかけている。
米ケント州立大学(Kent State University)のタラ・スミス(Tara Smith)氏による論文には、ゾンビ映画『28日後...(28 Days Later)』や『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド(Night of the Living Dead)』を出典として示す脚注が付いている。
この論文は、BMJ誌の毎年恒例のクリスマス特集号の一環として発表された。クリスマス特集号は、毎年ジョークを交えた楽しい内容で構成される。
BMJ誌は「クリスマス特集号の論文はすべて通常の本誌の論文審査を受ける」としながら、「題材は奇妙かつ面白いが、適切な研究方法を用い、科学的検討に耐えられるものでなければならない」としている。(c)AFP