【12月15日 AFP】ニュージーランドで国旗の変更をめぐる国民投票の結果が確定し、黒と青の地に「シルバーファーン」と呼ばれるシダを描いた図案が新国旗の最終候補として選ばれた。

 ニュージーランド選挙委員会(New Zealand Electoral Commission)によると、先週発表された国内投票の結果に残りの票と海外在住者の投票が加算され、先週の暫定結果と同じデザインが他の4案を抑えて新国旗の最終候補として確定した。この最終候補は、来年3月に行われる2回目の国民投票で、現在の国旗との「決選投票」が行われる。

 ニュージーランドの現在の国旗には英国旗があしらわれているが、ジョン・キー(John Key)首相はこれについて英植民地時代の名残りで、オーストラリアの国旗とも混同されやすいとして、国旗変更の動きを主導している。(c)AFP