K-POPグループの米入国拒否、理由は「売春疑惑」でなくビザ
このニュースをシェア
【12月14日 AFP】韓国の女性アイドルグループ「Oh My Girl(オーマイガール)」が米ロサンゼルス(Los Angeles)の空港で拘束され、帰国を命じられた問題で、メンバーらが当時、就労ビザ(査証)を所持していなかったことが分かった。米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)が13日、報じた。
9日にロサンゼルスの空港に到着したメンバー8人は、空港内で15時間にわたって拘束された末に韓国に送り返された。所属事務所のWMエンターテインメント(WM Entertainment)は、米国の入国管理当局から売春婦と疑われた可能性があると発表していた。
しかし、米税関・国境警備局(Customs and Border Patrol)の当局者はロサンゼルス・タイムズの取材に対し、その可能性を否定。メンバーらは、韓国人がビザなしで米国に90日間まで滞在できる制度を利用し入国しようとしていたが、荷物から衣装や小道具が見つかったため、公演目的の訪問だということが明らかになったと説明した。メンバーらは、米国での公演に必要なビザ「P1」を所持していなかったため、入国を拒否されたのだという。(c)AFP