【12月14日 AFP】米ニューヨーク（New York）は13日、同日として観測史上最高気温を記録し、最も暖かい12月13日となった。米国立気象局（National Weather Service、NWS）によると13日正午、セントラルパーク（Central Park）の気温は19度まで上昇。例年なら厳しい寒さとなるクリスマスを12日後に控えながら、ショートパンツにサンダル姿で外出する市民の姿もみられた。

　ニューヨークにおける12月13日の平均気温は3.3度で、統計を取り始めた1869年からこれまでの最高気温は1923年に記録された17.8度だった。

　同様に季節はずれの暖かさとなった前日に開かれたクリスマスシーズン恒例のイベント「サンタコン（SantaCon）」では、サンタクロースをはじめ、さまざまなキャラクターに扮（ふん）した数千人が参加したが、中にはTシャツと赤いズボンをはいただけのサンタクロース姿の人や上半身裸の人もいた。

　NWSによれば、季節平均を上回る気温は今週いっぱい続く見通し。

　ニューヨークでは11月6日にも、気温がラガーディア空港（LaGuardia Airport）で23.9度、セントラルパークで23.3度に達する過去最高気温を更新している。(c)AFP