【12月14日 AFP】15-16スペイン1部リーグは13日、第15節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は0-1でビジャレアル(Villarreal CF)に敗れた。

 レアルはロベルト・ソルダド(Roberto Soldado)に先制点を許すなど、前半はビジャレアルに試合の主導権を握られた。後半に入り反撃に出たレアルだったが、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が決めていればハットトリックを達成できるほどのチャンスをつぶした。

 レアルはリーグ戦ここ5試合で3敗目を喫してタイトル争いでまたも大きな打撃を受けており、ラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督にかかる重圧はさらに重くなった。

 この日勝利したアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が首位FCバルセロナ(FC Barcelona)と勝ち点で並ぶ中、レアルは同5差の3位となっている。

 先月バルセロナに0-4で敗れて以降は公式戦5連勝を飾っていたレアルだったが、この日は出だしからビジャレアルの攻勢にさらされた。

 キックオフ直後にジョナタン・ドス・サントス(Jonathan Dos Santos)のシュートがポストに阻まれたビジャレアルだったが、前半8分にセドリック・バカンブ(Cedric Bakambu)のラストパスから元レアルのソルダドが先制点を挙げた。

 ベニテス監督は「前半のすべてが気に入らないが、後半の反応は今後も続けていくべきものだ。残念だが今日は勝ち点3を失うことになった」とコメントした。

 勝利したビジャレアルは4位のセルタ(Celta de Vigo)との勝ち点差を1に縮めている。(c)AFP