【12月13日 AFP】15-16NBAは12日、各地で試合が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は95-108でミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)に敗れ、開幕からの連勝が24で止まった。

 ウォリアーズは、前日のボストン・セルティックス(Boston Celtics)戦で2度のオーバータイムを制し、昨年からのレギュラーシーズン連勝記録を28に伸ばすと、この日、ロード7連戦を勝利で締めくくろうとしていた。

 ウォリアーズのルーク・ウォルトン(Luke Walton)暫定ヘッドコーチ(HC)は、「いつか負ける日が来る。今日は勝つ気配がなかった」とすると、「今夜はターンオーバーが多すぎた」とコメントした。

「24勝1敗でも負けは最悪だ」

 ウォリアーズはこの結果、1971-72シーズンにロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)が達成した歴代最長の33連勝まで、あと5勝のところで望みが絶たれた。

 それでも、ウォリアーズの28連勝は歴代2位の記録で、開幕からの24連勝はNBA史上最長となっている。ウォリアーズがリーグ新記録の開幕16連勝を達成したのは、先月24日にさかのぼる。

 敵地ブラッドリー・センター(BMO Harris Bradley Center)で、昨季のレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)ステフェン・カリー(Stephen Curry)は、チーム最高の28得点を挙げてウォリアーズの攻撃をけん引した。

 両チームは、連休前の最終戦ということで疲れがたまっていたようだが、ウォリアーズはロードでの連戦による影響が大きかったようだ。

 ボストン(Boston)でダブルオーバータイムを戦った翌日、ミルウォーキー(Milwaukee)で試合に臨んだウォリアーズに、NBA史上初のロード7連勝を達成するエネルギーは残されていなかったようだ。

 バックスでは、グレッグ・モンロー(Greg Monroe)が28得点11リバウンドを挙げ、前日のトロント・ラプターズ(Toronto Raptors)戦に83-90で敗れたとは思えない勢いを見せた。

「たくさんのやる気と力で試合に臨みたかった」としたモンローは、「満員の本拠地で、僕らにとってはまたとない機会だった」と述べている。

 バックスは、2連休の後に6日間で4試合をこなす日程が組まれており、18日にはウォリアーズの本拠地で早くも再戦が行われる。(c)AFP