【12月11日 Relaxnews】安全評価や技術革新による快適性を基準に「世界最高の航空会社」を選ぶ毎年恒例のランキングの2016年版で、ニュージーランド航空(Air New Zealand)が3年連続で1位に輝いた。

 オーストラリアの航空会社評価サイト「エアライン・レーティングス(AirlineRatings.com)」編集部は、ニュージーランドのフラッグキャリアが1位に選ばれた理由として「運航の安全性」「機内における技術革新」「環境記録」「スタッフのやる気」を挙げている。

 高く評価された技術革新として、未成年者が保護者なしで搭乗する場合に親がわが子の旅路を追跡できるブレスレット型の「エアバンド(Airband)」がある。搭乗・着陸時や、出迎えの人と会った際に子どもの腕にはめた装置をスキャンすることで、親にテキストメッセージで通知が届くシステムだ。

 同航空はまた、頻繁に利用する乗客がニュージーランド・オークランド空港(Auckland Airport)のラウンジ「コル(Koru)」で、携帯電話アプリで事前注文したコーヒーを受け取れるサービスを開始したことでも話題を呼んだ。

■エアライン・レーティングスによる2016年の航空会社トップ10

1. ニュージーランド航空
2. カンタス航空(Qantas Airways
3. エティハド航空(Etihad Airways
4. キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways
5. シンガポール航空(Singapore Airlines
6. エミレーツ航空(Emirates Airline
7. エバー航空(EVA Airways
8. ヴァージンアトランティック航空(Virgin Atlantic Airways)、ヴァージン・オーストラリア(Virgin Australia
9. 全日空(All Nippon Airways
10. ルフトハンザ航空(Lufthansa

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