韓国警察、ソウルの寺に突入準備 手配の活動家潜伏
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【12月9日 AFP】韓国ソウル(Seoul)で9日、指名手配中の活動家が逃げ込でいる寺の外に、突入のために警察官数百人が待機した。先立って、この寺を本山とする大韓仏教曹渓宗(Jogye Order)の代表は、事態打開のための時間的猶予を求めていた。
全国民主労働組合総連盟(KCTU)のハン・サンギュン(Han Sang-Gyun)委員長は11月14日に行われた大規模な反政権デモの後、ソウル中心部の曹渓寺(Jogyesa)に逃げ込んだ。警察当局は抗議デモ中に暴力を扇動したとして同委員長に対する逮捕状を取り、9日の午後4時までに出頭するよう最後通告を出していた。
同国警察のトップ、姜信明(カン・シンミョン、Kang Sin-Myeong)警察庁長官は、ハン委員長が出頭しなければ、警官を突入させて同委員長を力ずくで連行すると述べている。(c)AFP/Park Chan-Kyong