【12月9日 AFP】米フロリダ(Florida)州で、強盗を試みた後に警察の手を逃れるため湖に飛び込んだとみられる男が、体長3.5メートルのワニに襲われて死亡していたことが分かった。地元警察が8日、明らかにした。

 警察によると、マシュー・リギンズ(Matthew Riggins)容疑者(22)は、別の容疑者とともにベアフットベイ(Barefoot Bay)の町で強盗を働く計画であることを恋人に話した後、11月13日に行方不明になった。

 その10日後、ベアフットベイ町内の湖で、両脚と片腕のない同容疑者の遺体がダイバーらによって発見された。当局はまた、湖で攻撃的な様子を示すワニを発見。ワニは捕獲され、殺処分された。胃の内容物からは、リギンズ容疑者の遺体の一部が見つかった。

 同容疑者が行方不明となった日の夜、当局は、ベアフットベイの民家近くの土地に怪しげな男2人が不法侵入したとの通報を受け取っていた。警察は、リギンズ容疑者が逮捕を逃れるために湖に飛び込んだとみている。(c)AFP