【12月8日 Relaxnews】レストランやホテルの格付け本「ミシュランガイド(Michelin Guide)」で、東京のレストラン1店が新たに「三つ星」を獲得した。星を獲得したレストランの数で、東京はグルメの分野におけるライバル都市、仏パリ(Paris)との差をさらに広げたかたちだ。

 今月1日に発表された「ミシュランガイド東京2016」で、日本料理店「虎白(こはく)」が新たに三つ星に格上げされ、これで東京の三つ星レストランは合計で13店となった。一方、パリの三つ星レストランの数は計9店。ミシュランガイドのパリ2016年版は、来年初めに発売される。

「虎白」は伝統的な懐石料理をベースに、国際色をひとひねり加えた現代的な日本料理を提供する。

 また、フレンチレストランの「ベージュ アラン・デュカス東京(Beige Alain Ducasse Tokyo)」と「ドミニク・ブシェ トーキョー(Dominique Bouchet Tokyo)」、中華料理店「桃の木」の3店が、新たに二つ星を獲得し、これで東京の二つ星レストランは合計で51店となった。

 今回で第9版となる東京編では、ミシュランガイドで初めて星を獲得したラーメン店「蔦(つた)」を含む17店が新たに一つ星のカテゴリーに追加され、東京の一つ星レストランは合計153店に増加した。

 さらに、星は付かないもののコストパフォーマンスが高いレストランを選出する「ビブグルマン」には、ペルーやポルトガル、ロシア、ベトナムの料理などを提供するレストラン83店が追加され、合計で343店が掲載された。(c)Relaxnews/AFPBB News