【12月7日 AFP】南米ベネズエラで6日に投票が行われた国会議員選挙は、野党が過半数を獲得することが確実となった。選挙管理当局が7日、述べた。産油国ベネズエラで16年間続く反米左派政権にとって、今回の選挙結果は大きな痛手だ。

 国家選挙委員会(CNE)が明らかにしたところによると、定数167議席中、中道右派の民主統一会議(MUD)を中心とする野党連合は99議席を獲得した。

 経済が危機的状況にある同国で政権を担う、統一社会党(PSUV)のニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は即座にテレビ演説を行い、選挙での敗北を受け入れると発表した。(c)AFP