独機で客室ドアに触れた男制圧、「アラーの元へ行く」と叫ぶ?
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【12月7日 AFP】独航空大手ルフトハンザ航空(Lufthansa)の独フランクフルト(Frankfurt)発セルビア・ベオグラード(Belgrade)行きの航空機内で6日、客室のドアに何らかのいたずらをしようとした男が、乗客や乗員に取り押さえられる騒ぎがあった。同社が明らかにした。
同社によると、同便はベオグラードに無事着陸し、安全が脅かされることはなかったという。ただ、男の身元や国籍、男が騒動のさなかに口にした内容について明らかにしていない。
一方、セルビアの国営セルビア放送(RTS)は、同便の操縦席に侵入しようとしたヨルダン人の男が警察に逮捕されたと伝えた。男はオーストリア上空を飛行中の機内で突然立ち上がり、操縦室のドアをたたいて中に入れるよう要求し、乗降用のドアの一つを開けると脅したという。
セルビアメディアは、男は米国旅券を保持していたと報じている。またRTSは、男がすべての乗客を道連れにアラー(イスラム教の神)の元へ行くと叫んだと伝えている。(c)AFP