チャドで3件の連続自爆攻撃、27人死亡 ボコ・ハラムの犯行か
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【12月6日 AFP】アフリカ中部チャドにあるチャド湖(Lake Chad)の島で5日、3件の自爆攻撃があり、少なくとも27人が死亡、80人以上が負傷した。治安当局筋が明らかにした。ナイジェリアを拠点とし、チャドなど国境を越えた攻撃を活発化させている、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」による犯行とみられる。
「チャド湖にある島で開かれていた市場で、3人が自爆した」と、治安当局筋は匿名を条件に首都ヌジャメナ(N'Djamena)でAFPに語った。爆発で、自爆犯3人を含め30人が死亡したという。
チャド政府は先月9日、ボコ・ハラムによる襲撃が相次いでいるとして、ナイジェリアやカメルーン、ニジェールにまたがるチャド湖地域に非常事態を宣言した。(c)AFP/Stephane Yas with Michel Cariou in Libreville