チェルシーが昇格組に苦杯、マレーの一撃に沈む
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【12月6日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは5日、第15節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は0-1でボーンマス(AFC Bournemouth)に敗れた。
チェルシーは終盤、投入されたばかりのボーンマスのグレン・マレー(Glenn Murray)に決勝点を許し、苦しい戦いが続く今季のなかでも最もショックの大きい敗戦を喫した。
公式戦ここ3試合負けなしと復調傾向にあるかに見えたチェルシーだったが、本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で昇格組のボーンマス相手に不覚を取った。
今季リーグ戦8敗目を喫して降格圏と勝ち点わずか3差の下位に低迷していることで、チェルシーではまたしてもジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督の去就に大きな注目が集まっている。
モウリーニョ監督は、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「もちろん心配している。チェルシーが残留争いをする可能性はない。問題はそこではない。問題は、われわれの目標が4位以内でのフィニッシュだという点だ」と話した。
「この試合の前の段階では、われわれの質からすれば、現状から抜け出せると考えるのは現実的な話だった。しかし今は、6位以内を目標にせざるを得ないかもしれない」
モウリーニョ監督は、前節に続いてジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)をベンチに置く決断をしたが、なんとか均衡を破ろうと、後半の頭からそのコスタを投入した。
しかし、試合を決めたのはボーンマスのFWマレーだった。後半37分、ボーンマスのCKから、けが明けのチェルシーの守護神ティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)のクリアが小さくなると、最後はゴール前のマレーが頭でボールを押し込んだ。
失意のシーズンを送っているチェルシーはこれでホーム4敗目。一方でエディ・ハウ(Eddie Howe)監督率いるボーンマスは、昨季のリーグ王者から金星を挙げて降格圏を脱出した。(c)AFP/Tom WILLIAMS