ビートルズのブロンズ像、英リバプール埠頭に登場
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【12月5日 AFP】「ビートルズ(The Beatles)」の新しいブロンズ像が故郷の英リバプール(Liverpool)の臨海地区に建立され、4日、故ジョン・レノン(John Lennon)さんの異父妹ジュリア・ベアード(Julia Baird)さんの手でお披露目された。制作者の彫刻家アンディ・エドワーズ(Andy Edwards)氏は、「人々が集まって考え事をしたり、瞑想をしたり、演奏したりする」ランドマークになるだろうと話している。
重さ計1.2トンのブロンズ像は、ビートルズがスター街道を駆け上がるきっかけとなったリバプールのライブ・ハウス「キャバーン・クラブ(Cavern Club)」が、ビートルズの故郷での最終公演日1965年12月5日から50年を迎えるのを記念して寄付したもの。
「ファブ・フォー(Fab Four)」の異名で知られるポール・マッカートニー(Paul McCartney)さん、故ジョージ・ハリスン(George Harrison)さん、リンゴ・スター(Ringo Starr)さん、レノンさんの4人の姿を、リバプールの埠頭で1963年に撮影した写真をもとに再現している。
制作のアイデアを出したキャッスルファインアート鋳造所(Castle Fine Art Foundry)のクリス・バトラー(Chris Butler)取締役は、「この像には題名も、説明も、道具も仕掛けも必要ない」「リバプールのある瞬間、ここから始まった絶好の瞬間を記念するモニュメントだ」と語っている。(c)AFP