カリフォルニア銃乱射事件、直前に職員同士のいさかい
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【12月3日 AFP】米カリフォルニア(California)州サンバーナーディーノ(San Bernardino)の障害者施設で2日に発生した銃乱射事件について、米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)やニューヨーク・タイムズ(New York Times)は警察当局の話として、容疑者1人は同施設の職員で、直前に同僚といさかいを起こしていたと伝えた。
事件が起こった施設ではこの日、職員らが参加してパーティーが催されていた。報道によると、容疑者の1人は同僚といさかいになった後でパーティー会場を離れ、その後1~2人を連れて戻ってきたという。
ただ、サンバーナーディーノ警察のジャロッド・バーグアン(Jarrod Burguan)署長は、いさかいが起きて誰かが会場から出て行ったことは認めつつ、いさかいに関与した職員の中に容疑者が含まれていたかどうかは確認できていないと述べた。
また、米連邦捜査局(FBI)ロサンゼルス(Los Angeles)地区担当のデービッド・ボウディック(David Bowdich)副長官は、事件を説明する際に「テロ」という言葉の使用に注意するよう警告。「その可能性はあるが、まだ分からない。はっきりする前にそのような道筋ができてしまうことはわれわれの本意ではない」と語った。(c)AFP