【12月3日 AFP】英議会下院は2日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」を標的としたシリア空爆への参加を支持する動議を、賛成397、反対223の賛成多数で可決した。

 動議はデービッド・キャメロン(David Cameron)政権が提出したもので、10時間にわたる時に白熱した審議を経て可決された。これにより、英国の戦闘機がシリアでのイスラム過激派を標的とした空爆を数時間以内に開始する可能性がある。

 キャメロン首相はここ数か月にわたり、IS掃討作戦における英国の役割拡大を推進してきたが、先月にフランス・パリ(Paris)で起きた同時テロ事件を受け、動議可決の必要性を改めて訴えていた。(c)AFP