「おまえはデブ」カード事件、英警察が捜査
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【12月1日 AFP】英ロンドン(London)で地下鉄に乗っていた女性が「おまえはデブで醜い人間」と書かれたカードを手渡された事件について、現地警察は11月30日、捜査に乗り出した。
この一件をツイッター(Twitter)に投稿した医療従事者のカラ・フローリッシュ(Kara Florish)さんは、地下鉄に乗っていたときに自分が手渡されたカードは「悪意」のこもった「卑劣」なもので「自信がなくて悩んでいる人々を苦しめる可能性がある」とツイートしている。
フローリッシュさんが画像を投稿したカードの片面には「デブ」と書かれている。もう片面は長い文面で「我々の組織は太った人間を憎悪し、不快に思っている。世界中の半分が飢えているときに、おまえが大量の食料資源を消費していることに我々は異議を唱える。食べる量を減らせば、おまえの暮らしは上向き、痩せて幸せになり、デブ好きの変態以外のパートナーを見つけられるのに、なぜおまえにはそれが分からないのか、我々には理解できない」と書かれていた。
「オーバーウエイト・ヘイターズ(Overweight Haters、反太りすぎ)有限会社」と名乗る団体のものとされるカードに対し、ソーシャルメディアでは大きな批判が巻き起こり、他にもカードを受け取った人がいれば通報するよう警察が呼び掛ける事態に発展している。(c)AFP