ロムー氏の遺族、家族葬で故人に最後の別れ
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【12月1日 AFP】先月18日に亡くなったラグビー元ニュージーランド代表のジョナ・ロムー(Jonah Lomu)氏の密葬が1日、オークランド(Auckland)で営まれ、家族が故人に別れを告げた。
ニュージーランドではこの2週間は、元オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)のロムー氏の死を悼み、国中が悲しみに包まれていた。
モルモン教式で営まれた葬儀は、ロムー氏が育ったオークランド郊外南部の都市マンゲア(Mangere)にある末日聖徒イエス・キリスト教会(The Church of Jesus Christ of Latter-day Saints)で執り行われた。
ロムー氏の妻ナデネ(Nadene)さんは、2人の息子である6歳のブレイリー(Brayley)くんと5歳のディレイル(Dhyreille)くんとともにバラの花に囲まれた祭壇に立ち、参列者に遺族のあいさつを行った。
2人の息子は、我が道を進んでウイングのポジションに革命をもたらし、ラグビー界初の世界的スーパースターとなったロムー氏の背番号11が記された黒いシャツに身を包んでいた。
ラグビーの聖地イーデン・パーク(Eden Park)に数千人のファンが出席した前日の追悼式典とは対照的に、この日の葬儀はしめやかに行われた。(c)AFP