【11月27日 AFP】パリ(Paris)同時テロで使われたアサルトライフル4丁が、ドイツの密売業者から調達された可能性があると、独日刊紙ビルト(Bild)が27日、報じた。独検察当局はまだ捜査段階だと述べている。

 ビルト紙は、シュツットガルト(Stuttgart)検察当局から入手した資料を引用し、「AK47(カラシニコフ自動小銃)」2丁と「ザスタバM70(Zastava M70)」2丁が、11月7日に武器商人からパリの顧客に販売されたと報じた。同紙は「仏捜査当局はこれらの銃がパリでの襲撃事件に使われたとみている」と述べている。

 シュツットガルト検察当局はAFPの取材に対し、武器商人の身柄を拘束したことを認めたものの、パリ同時テロとの関連性についてはコメントを拒否した。(c)AFP