イートンとG・ディババが世界最優秀選手に選出
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【11月27日 AFP】国際陸上競技連盟(IAAF)は26日、2015年の世界最優秀選手を発表し、男子十種競技のアシュトン・イートン(Ashton Eaton、米国)と女子中長距離のゲンゼベ・ディババ(Genzebe Dibaba、エチオピア)が選出された。
イートンは今年8月に行われた第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)で、自身が持つ世界記録を9点更新した。
ロンドン五輪で金メダルを獲得したイートンは、2013年の第14回世界陸上モスクワ大会(14th IAAF World Championships in Athletics Moscow)に続き、北京大会で連覇を果たしている。
短距離のウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)が今年の世界陸上で主要大会通算5度目の3冠を達成したものの、今年はイートンの受賞となった。
一方のディババは、女子1500メートルの世界記録に加え、3つの室内世界記録を保持している。
五輪で通算3つの金メダルを手にしているティルネシュ・ディババ(Tirunesh Dibaba)を姉に持つディババは、北京大会で2冠を目指し、1500メートルで金メダル、5000メートルで銅メダルを獲得した。
IAAFは、通常であればスター選手が集うシーズンを締めくくる授賞式を開催するが、今年は連盟内の汚職疑惑もあり、中止となっている。(c)AFP