マニラ近郊のスラムで火災、約2000人焼け出されるも死者ゼロ
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【11月26日 AFP】フィリピン・マニラ(Manila)近郊のマンダルヨン(Mandaluyong)にあるスラムで25日、大規模な火災が発生し、家屋800戸以上が焼失した。地元当局が26日に発表した。約2000人が焼け出され、公園や体育館、学校などに避難しているという。
火災現場は狭い路地が入り組み、火の回りも早かったが、住民らが家屋の壁を取り壊して消防隊の到着を助けた。物的被害の大きさに対し、死者はなく、負傷者も避難の際に屋根によじ登った4人だけだったという。出火原因は捜査中だが、消防当局によると送電線への違法な配線によるショートが疑われている。(c)AFP