【11月26日 AFP】中国・北京(Beijing)では25日までの3日間、最新のロボットを一堂に集めた見本市「世界ロボット大会(World Robot Conference)」が開催された。ロボットは中国語で「机器人」と書く。中国は、ロボット技術の分野で世界をリードすることを目指しており、同大会も政府から手厚い支援を受けている。習近平(Xi Jinping)国家主席も開催を祝うメッセージを寄せた。

 国際ロボット連盟(IFR)によると、中国は産業用ロボットの分野で、世界全体での販売台数の4分の1を占めるなど、すでに巨大なマーケットを確立している。だが政府高官らは同大会の会合で、膨大な人口を誇る同国では、家庭やオフィスで作業に当たるロボットにこそ市場機会が存在すると発言している。(c)AFP/Benjamin DOOLEY