【11月25日 AFP】ドイツ検察当局は24日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の大規模な排ガス不正問題に関連し、社員らを脱税容疑でも捜査していることを明らかにした。

 同国北部ブラウンシュワイク(Brunswick)の検事はAFPに対し、同社のボルフスブルク(Wolfsburg)本社で今週から「VWの従業員5人」に対する捜査を開始したと述べた。

 5人の役職や担当職務については明かさなかったものの、捜査は排ガス検査問題に関係しているという。

 ブラウンシュワイク検察は、二酸化炭素(CO2)排出量の不正容疑についても今月から捜査を行っている。この問題は、最大80万台の車両に影響するとみられる。(c)AFP