唇縫い合わせ抗議、国境で足止めの移民 マケドニア
このニュースをシェア
【11月24日 AFP】ギリシャとマケドニアの国境で23日、足止めされている移民のうち少なくとも5人が、欧州への移動を拒否されていることに抗議し、自らの唇を縫い合わせた。AFP記者が伝えた。
イラン出身で、ハンガーストライキを行う構えだとしている、自らの唇を縫い合わせたある男性たちは、20日から、両国間を走る鉄道の線路上で野宿している。
マケドニア政府は先週、紛争地域から逃れてくる人々に対して同国内の通過を制限した。そのため、国境では多数の移民が足止めされている。
マケドニア政府は、シリア、イラク、アフガニスタン出身の難民らの通過は許可しているが、「経済移民」と判断される、主にイラン、パキスタン、バングラデシュ出身の人々については入国を拒否している。(c)AFP