「ミスター・アグリー」コンテスト、準優勝者が物言い ジンバブエ
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【11月22日 AFP】ジンバブエの首都ハラレ(Harare)にある酒場で20日夜、容姿が端正ではない男性を選ぶ「ミスター・アグリー」コンテストが開かれ、42歳の無職の男性が優勝した。だが、準優勝の男性が、偏見があったとして審査員たちを非難したことから、コンテストは醜い結末となった。
コンテストでは、6人の出場者の中から、歯が欠け破れたつなぎ服姿のマイソン・セレ(Mison Sere)さんが優勝し、失業率が高いジンバブエでは高額な賞金500ドル(約6万1400円)を獲得した。
ただ、過去3回コンテストで優勝し、今回は準優勝だったウィリアム・マスビヌ(William Masvinu)さんは、「審査員たちは公正ではなかった。主催者側は新たな審査員たちを探してコンテストをやり直すべきだ。今日わたしは負けてはいない」などと非難の声を上げた。準優勝の賞金は100ドル(約1万2300円)だった。
コンテストは、「醜さの中の美」をたたえるという趣旨で、主催者のデビッド・マチョワ(David Machowa)氏が2012年に始めた。(c)AFP