【11月21日 AFP】米玩具販売大手トイザらス(Toys “R” Us)は20日、フランス・パリ(Paris)の同時テロを受け、警察を混乱させる可能性があるとして、同国内の店舗からおもちゃの銃などの商品を撤去すると発表した。

 同社は「トイザらスの経営部門が、フランス国内の店舗の責任者に、銃や武器類に類似したおもちゃ23種類を撤去するよう求めた」ことを認め、「パリでの事件を考慮して、今回の決定を下した」と説明。「こうしたおもちゃは本物の武器と誤認される可能性があり、警察にとって混乱の原因となり得る」と述べた。

 トイザらスは、撤去されるのは取り扱い商品のうちのごくわずかにすぎず、ライトセーバーや水鉄砲といった商品は、引き続き仏国内の48店舗で販売されると強調している。だが撤去される期間については言及していない。(c)AFP