錦織、フルセットでフェデラーに敗れATPファイナル4強ならず
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【11月20日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2015)は19日、5日目が行われ、大会第8シードの錦織圭(Kei Nishikori)は5-7、6-4、4-6で第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に敗れ、通算成績1勝2敗で準決勝進出を逃した。
フェデラーは、第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に勝利し、同選手の公式戦23連勝を止めると、最終戦で歴代最多となる13回目の4強入りを決めていた。
それでも34歳のフェデラーは気を緩めることなく、グループ首位突破のために2時間10分で錦織を退け、「非常に重要な試合だった。(準決勝に)良い感覚で進むためにね」と振り返った。
「どちらに転ぶか分からないポイントもあったけど、ケイを倒して、O2アリーナ(O2 Arena)で勝利したかった。ここで良い結果を残したいんだ」
錦織は、「各セットで立ち上がりに苦しみました。毎回向こうが先にブレークして、僕はずっと守りに徹していました。それが大きな失策でしたね」とコメントしている。
「最終的には接戦でしたし、僕が失敗したのは数ポイントでした。こういう負け方をするのは残念です」
ツアー・ファイナルで、歴代最多の優勝6回を記録しているフェデラーは、21日の準決勝で、第2シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)か第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)と対戦する。