【11月16日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)郊外にあるギザの大ピラミッド(Great pyramid of Giza)前で15日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出している3つの事件の犠牲者を追悼する式典が開かれた。ピラミッドにフランス、レバノン、ロシアの国旗が投影され、大勢の人々がろうそくを手に犠牲者たちに祈りをささげた。

 フランス・パリ(Paris)では13日、連続襲撃事件が起き、少なくとも129人が死亡、約350人が負傷した。レバノンの首都ベイルート(Beirut)では12日、連続爆発事件が起き、44人が死亡した。エジプトのシナイ半島(Sinai Peninsula)では10月31日、ロシアの旅客機が墜落し、乗客乗員224人全員が死亡した。この3件すべてに対し、ISが犯行声明を出している。(c)AFP