イスラエル治安当局がヨルダン川西岸の病院を襲撃、1人死亡
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【11月12日 AFP】イスラエルの治安当局が11日夜、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)・ヘブロン(Hebron)の病院を襲撃し、10月に起きたイスラエル人を狙った傷害事件の容疑者の親族にあたる男性1人が死亡した。
パレスチナ自治政府保健省は「(秘密工作員により)アブドラ・アザム・シャラルデ(Abdallah Azzam Shalaldeh)氏(27)がヘブロンの病院で殺害された」と発表した。また、イスラエルの治安機関シンベト(Shin Bet)は襲撃があったことを認め、シャラルデ氏が捜査に抵抗したために発砲したと述べた。
10月25日、ヘブロン近郊のユダヤ人入植地のメザド(Mezad)でイスラエル人が刃物で襲われ、1人が重傷を負う事件があった。シンベトによると、シャラルデ氏は事件現場から逃走した「イスラム原理主義組織ハマス(Hamas)に属する」容疑者の「親族」だった。(c)AFP