グーグルマップの検索・ナビ機能、オフラインで利用可能に
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【11月11日 AFP】米グーグル(Google)は10日、同社基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」搭載のスマートフォン(多機能携帯電話)で、地図サービス「グーグルマップ(Google Maps)」アプリのナビゲーション機能がオフラインでも利用可能になったことを明らかにした。
追加されたオフライン機能については、今年のグーグル開発者カンファレンスで紹介されていた。現時点では、アンドロイド搭載端末のみで利用可能となっている。
グーグルの製品マネジャー、アマンダ・ビショップ(Amanda Bishop)氏によると、米アップル(Apple)のスマートフォンやタブレットでも近日中に同様の機能追加が行われるという。
これまでも、ダウンロードした地図をオフラインで見ることはできたが、目的地までの案内や周辺施設などについての情報検索はできなかった。新しいサービスでは、これまでオンラインに限定されていた機能が地図そのものに組み込まれているため、Wi-Fi利用エリアで地図を端末にダウンロードしておくことで、データ通信料金を節約することができる。
ビショップ氏は、世界のおよそ6割のエリアでは、まだインターネットが利用できないため、オンラインのスマートフォン地図サービスを使って場所を検索することは現実的ではないと話している。(c)AFP