ラグビー人気受け北米初のプロリーグ発足、2016年から
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【11月10日 AFP】高まるラグビー人気を受け、来年から北米初のプロリーグが発足する。プロラグビー機構(Professional Rugby Organization、PRO Rugby)が発表した。
機構は声明を発表し、米ラグビーユニオン(USA Rugby)と国際統括団体ワールドラグビー(World Rugby)の賛同を得て、2016年4月から6チームによるリーグを立ち上げることになったと伝えた。
北米ではアメフト、野球、バスケットボール、アイスホッケーの人気が圧倒的で、ラグビーが注目を集める機会はほとんどなく、同地域でラグビーのプロリーグが発足するのは今回が初めて。
声明によると、各チームの本拠地は大都市が多い米北東部、ロッキー山脈(Rocky Mountains)地域、カリフォルニア(California)州になるという。
2017年にはさらに拡大し、カナダのチームが加わる見込みとなっている。
米ラグビーユニオンの会長は、「米国で急速に成長する団体スポーツとして、プロ競技の認可を得る時がきた」と述べた。
「プロラグビー機構と連携しながら、競技の知名度を上げるステップを踏み、米国人がラグビーに熱狂するするきっかけになること、そしてラグビー界で米国人選手の実力を示す機会が与えられたことを大変うれしく思う」
チームのロスターは25~30人になり、このうち米国人以外の選手の割合は、5人程度とする見込みだという。(c)AFP