イラン、革命後初めて女性大使を任命
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【11月9日 AFP】イラン外務省は8日、1979年のイラン革命以降で初めて女性を大使に任命したことを明らかにした。
次期マレーシア大使に任命されたのは、イラン女性初の外務報道官を2年務めたマルジエ・アフハム(Marzieh Afkham)氏(50)。イランメディアが4月、大使任命間近と報じていたが、確定情報は得られていなかった。
モハンマドジャバド・ザリフ(Mohammad Javad Zarif)外相は、首都テヘラン(Tehran)で行われた式典で「アフハム氏を大使に任命する決断に要したのは、わずか数分だった。だが、彼女の後任を選ぶのに4か月かかった」と明かした。次期外務報道官には男性のジャベル・アンサリ(Jaber Ansari)氏が就任する。
一方のアンサリ氏は、国営イラン通信(IRNA)を通じ、ザリフ外相について「このような決断を下した勇気」と「女性への信頼」を称えた。
穏健派のハサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領は2013年の選挙で勝利した後、各省庁に女性の登用を奨励するとともに、政府として性差別の撤廃を目指すと言明。11人いる副大統領のうち3人に女性を任命している。(c)AFP