【11月8日 AFP】15-16ドイツ・ブンデスリーガ1部は7日、第12節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は4-0でVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に大勝し、2位との勝ち点差を暫定で8に広げた。

 本拠地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)で豪華な攻撃陣が爆発したバイエルンは、今季リーグ戦14ゴール目を挙げ、単独得点王に浮上したロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)のほか、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)、ドウグラス・コスタ(Douglas Costa)、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)が次々にゴールネットを揺らし、シュツットガルトを降格圏へ追いやった。

 バイエルンは開始早々の11分、相手ゴール前で5対1の状況を作ると、そこから先制点を奪った。得点を決めたのはロッベンだったが、後ろではアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)、レワンドフスキ、ミュラーが詰めていた。

 前半18分には、コスタの豪快なシュートで点差を2点に広げると、同37分にはミュラーのクロスにレワンドフスキがダイレクトで合わせて3点目。40分にはミュラーが頭で4点目を押し込み、試合を決定付けた。

 2位のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が8日にシャルケ04(Schalke 04)とのルールダービーを控えているため、バイエルンは勝ち点を広げるチャンスをものにした。

 バイエルンはここまでリーグ戦で獲得できる最大36の勝ち点のうち、34ポイントを稼ぎ、リーグ唯一となる無敗を守っている。

 さらに本拠地ではここ6試合で28ゴールを決める一方、失点はわずかに3しか許しておらず、アリアンツ・アレーナは難攻不落の要塞と化している。(c)AFP