ハロウィーン仮装で「自爆犯」、米軍基地に厳戒態勢
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【11月2日 AFP】米ノースカロライナ(North Carolina)州にあるフォートブラッグ(Fort Bragg)米陸軍基地でハロウィーンを翌日に控えた10月30日夜、米兵の1人が「自爆犯」の仮装でゲートを通過しようとしたことから、基地に警戒態勢が敷かれる騒ぎがあった。フォートブラッグには米軍の空挺師団や特殊作戦部隊が駐屯する。
この米兵は自爆ベストを模した服を身に着けていた。基地は声明で、この騒動により「緊急対応が取られた」と発表。爆発物処理班が周囲を点検し、基地が封鎖されたことを明らかにした上で、「このような類の仮装はフォートブラッグにおいて認められていない」と警告した。
その後、同基地は「不敬、または分別がなく、事態を深刻にとらえていない」コメントがこの声明に対して投稿されているとして、公式ウェブサイトから声明を削除。「このウェブサイトは家族向けであり、家族への情報提供と安全確保のためのものだ。自爆犯については多くの家族が、仮装ではなく、現実の影響を直接感じている」との声明を新たに発表した。(c)AFP