今大会では選手からジャッジに対する不満声がいくつか聞かれた。

 昨シーズンの四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2015)を制したポリーナ・エドモンズ(Polina Edmunds、米国)は、SPとFSでともに5位に終わり動揺した様子だった。

 SPでのフライングシットスピンで得点を手にできなかったエドモンズは、「シットポジションの基準に達していないといわれました。スピン中はしっかりとシットポジションだったので、私としてはとても驚いています」とコメントしている。

 ペアではカナダのメーガン・デュアメル(Meagan Duhamel)/エリック・ラドフォード(Eric Radford)組が合計216.16点を記録し、2位に25点差の圧勝を飾った。

 ロシアのエフゲニア・タラソワ(Evgenia Tarasova)/ウラジーミル・モロゾフ(Vladimir Morozov)組が合計191.19点で2位、カナダのカーステン・ムーア・タワーズ(Kirsten Moore-Towers)/マイケル・マリナロ(Michael Marinaro)組が合計174.85点で3位に入った。

 アイスダンスではカナダのケイトリン・ウィーバー(Kaitlyn Weaver)/アンドリュー・ポジェ(Andrew Poje)組がフリーダンス(FD)で105.79点を記録し、合計173.79点で優勝した。

 2位には合計168.36点で米国のマイア・シブタニ(Maia Shibutani)/アレックス・シブタニ(Alex Shibutani)組、3位には合計161.11点でロシアのエカテリーナ・ボブロワ(Ekaterina Bobrova)/ドミトリ・ソロビエフ(Dmitri Soloviev)組が続いた。(c)AFP