チョコレート職人世界一にフランス人、日本の小野林さん2位
このニュースをシェア
【10月31日 AFP】(写真追加)フランス・パリ(Paris)で3日間にわたって開催されたチョコレート職人(ショコラティエ)の世界チャンピオンを決める「ワールド・チョコレート・マスターズ(World Chocolate Masters)」の決勝大会の審査結果が30日に発表され、フランスのバンサン・バレー(Vincent Vallee)さん(27)が優勝した。また日本の小野林範(Hisashi Onobayashi)さんが2位に、ベルギーのマライン・コートジェンス(Marijn Coertjens)さん3位になった。
この決勝大会を2005年からパリで主催しているチョコレート・メーカー大手のカカオバリ―(Cacao Barry)によれば、フランス人の職人が優勝するのは初めてとなる。
この大会はチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ(Salon du Chocolat)」の会場で3日間にわたって行われ、世界各地の大会を勝ち抜いた20人のチョコレート職人が参加した。
「自然からのインスパイア」を課題テーマとしてバレー氏が製作した作品は、ネコの顔を持った女性の像と、チョコレートできたトンボとカエル、ユリの花の鳥かごだった。審査員のミッシェル・ペリュション(Michel Perruchon)氏は「大会を通し、バンサン・バレーさんは革新性と創造性で非常に高い水準を設定した」と語った。(c)AFP