チェルシーの元医師が退職強要の賠償請求へ、英報道
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【10月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)の元チームドクターのエヴァ・カルネイロ(Eva Carneiro)医師の弁護団がクラブに対し、同医師が退職強要の賠償請求をする意向だと通知したと、29日に英メディアが報じた。
英紙各社は、法廷外での和解に至らない場合は労働審判に持ち込まれるとする法的文書が、今週チェルシー側に送達されたと伝えている。
英国の労働審判は公開の場で行われるため、チェルシー側はうろたえさせられる可能性もある。
カルネイロ医師は、スウォンジー・シティ(Swansea City)に2-2で引き分けた8月の今季開幕戦で、エデン・アザール(Eden Hazard)の治療を行おうとフィジオセラピスト(理学療法士)のジョン・ファーン(Jon Fearn)氏とともにピッチに駆け込み、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督の怒りを買ってベンチ入り禁止処分となると、その後クラブを退団していた。
これまで、チェルシーはクラブ内の人事についてコメントすることはないと繰り返している。(c)AFP