米大統領選、トランプ氏が共和党首位転落 カーソン氏が浮上
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【10月28日 AFP】27日に発表された2016年米大統領選の共和党指名争いに関する世論調査によると、元小児神経外科医のベン・カーソン(Ben Carson)氏(63)が、全米の支持率で不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を抜き、首位に浮上した。
トランプ氏はここ数か月間にわたり共和党候補者で支持率トップに居座っていた。今回の世論調査結果は、政界外の候補者が引き続き好まれていることを示している。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)とCBSニュース(CBS News)によるこの世論調査では、今までに公職に就いたことのないカーソン氏の支持率は26%で、トランプ氏の22%をしのいだ。ただ、誤差は最大6ポイントとされ、両者の差異はこの範囲内だ。
他の候補者は、マルコ・ルビオ(Marco Rubio)上院議員が8%で3位、ジェブ・ブッシュ(Jeb Bush)元フロリダ(Florida)州知事とコンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP)の元最高経営責任者(CEO)カーリー・フィオリーナ(Carly Fiorina)氏が7%で4位タイと、いずれも上位2氏に大幅に引き離されている。(c)AFP