「チューバッカ」に扮した男を拘束、ウクライナ地方選
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【10月27日 AFP】統一地方選挙の投票が行われたウクライナ南西部オデッサ(Odessa)で25日、人気SF映画「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズのキャラクター、チューバッカ(Chewbacca)に扮(ふん)した男が、警察の命令に従わなかったとして、身柄を拘束され、罰金を科された。
地元の裁判所によると、小規模政党に属する男は、オデッサの投票所近くで子どもたちと一緒にポーズを取っていた際に、身分証明書の提示を拒んだとして警察に拘束された。
拘束される瞬間を捉えた映像には、うなり声を上げながら警官4人に抵抗するチューバッカが、ワゴン車のボンネットに押し付けられ、手錠をかけられる様子が映っている。
裁判所は、警察の命令に従わなかったとして、男に対し罰金170グリブナ(約950円)を言い渡した。
報道によると、チューバッカは、ダース・ベーダ―(Darth Vader)に扮した候補者を投票所まで車で送ってきたという。また、チューバッカに扮した男は地元メディアに対し、地球には「銀河系銀行」の支店がないため、罰金を払うことができないと語ったという。
地元ニュースサイトの報道によると、地元の選挙管理委員会には、政党「ダース・ベーダー・ブロック(Darth Vader Block)」所属の候補者48人が登録されており、このうち姓を「ベーダ―」と名乗る候補者は44人いるという。(c)AFP