【10月23日 AFP】(一部更新、写真追加)フランス南西部のリブルヌ(Libourne)近くで23日朝、バスと大型トラックが正面衝突し炎上、少なくとも43人が死亡した。

 地元当局者によるとトラックの運転手とバスの乗客が死亡。1982年以降、フランスで最も死者数の多い交通事故となった。地元警察の発表によれば、トラックに乗っていた運転手の息子(3)も死亡したという。

 事故が起きたのはボルドー(Bordeaux)の北東に位置するピュイスガン(Puisseguin)村そば。2台の車両が正面衝突し、バスが炎上した。死者の大半は高齢者だった。バスの運転手を含め、バスからは8人が脱出。生存者のうち4人は、やけどや頭部のけがで重症だという。

 バスは乗客48人と運転手を乗せ、事故現場そばの村から23日朝に出発。高齢者らを小旅行に連れる予定だった。(c)AFP