パリで大麻7トン押収、20億円相当 路上の車から
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【10月19日 AFP】フランスの首都パリ(Paris)市内の高級地区に停車していた車両3台から、大麻7トン余りが見つかり、当局によって押収された。フランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領が18日、発表した。パリで一度に押収された大麻の量としては過去最大とされる。
大麻は、関税情報調査局(DNRED)が数週間前から実施していた捜査の一環で、17~18日にかけて見つかった。ミシェル・サパン(Michel Sapin)経済・財政相の声明によると、車は無人で、一時的に大麻を保管する移動可能な倉庫として使用されていたとみられる。
大麻は、高級街であるパリ16区の通りに駐車していたワゴン車のトランクの中の大袋に入れられていた。押収量は7.1トンで、少なくとも計1500万ユーロ(約20億3000万円)相当とされる。
パリ郊外のDNRED本部で記者会見したオランド大統領は今回の大麻押収について、フランスで過去の「長い間」に起きたものの中では最大で、パリでは史上最大のものだと語った。(c)AFP