【10月15日 MODE PRESS】世の中に衝撃を与えたビルバオ・グッゲンハイム美術館をはじめ、昨年会館したフォンダシオン ルイ・ヴィトンなど、半世紀以上にわたり建築の慣習を覆し、世間の常識に挑戦する作品を作り続ける建築家フランク・ゲーリーの「アイデア」に注目した展覧会「建築家 フランク・ゲーリー展 I Have an Idea」が2015年10月16日から2016年2月7日まで、東京・赤坂にある「21_21 DESIGN SIGHT」で開催される。

 これまでフランク・ゲーリー(Frank Gehry)が手がけてきた数多くの建築は、見る者を圧倒し、人々の印象に深く残り続ける。驚きと発見、そして感動をもたらす彼の偉業は、どのようにして生まれたのか、建築家としての変わらぬ信念と姿勢を、相手阿が生まれる背景、そして完成までのプロセスを紐解いていく。

■田根剛によるディレクション

 また今回本展でディレクターを務めたのは、エストニア国立美術館の設計をはじめ、国内外から評価の高い新進建築家の田根剛(Tsuyoshi Tane)。ゲーリーを建築のみならず、人物像まで徹底的にリサーチし、独自の視点でこれまでにない「建築家」の展覧会を構成する。

 会場では、100点を超えるプロセスの模型やオブジェのほか、代表作の建築空間を映像で体感できるプロジェクションや、建築家の素顔に触れられる「ゲーリー・ルーム」が登場する。

■展覧会概要
「建築家 フランク・ゲーリー展 I Have an Idea」
会期:2015年10月16日〜2016年2月7日
会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)
住所:東京都港区赤坂9-7-6
開閉時間:10時〜19時(入場は18時半まで)
休館日:火曜日(11月3日は閉館)、年末年始(12月27日〜1月3日)
入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料

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