ブルージェイズがリーグ優勝決定戦へ、ボーティスタが決勝弾
このニュースをシェア
【10月15日 AFP】15MLBは14日、プレーオフのア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が行われ、トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)が6-3でテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)を下し、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
7回にホゼ・ボーティスタ(Jose Bautista)が3点本塁打をたたき出したブルージェイズは、シリーズの戦績を3勝2敗としてレンジャーズを退け、この日ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)とのシリーズを制したカンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)とのリーグ頂上決戦に臨むことになった。
Wシリーズ制覇を果たした1993年以降、ブルージェイズは今季までプレーオフ進出を果たせていなかった。
ブルージェイズの捕手でカナダ出身のラッセル・マーティン(Russell Martin)は、「信じられない気持ちだ。ファンからもらったエネルギーも本当にあり得ない」と興奮しながら、「すごすぎる。言葉では自分の気持ちを言い表せないよ」と喜んだ。
2-3と劣勢に立たされたブルージェイズは、7回に満塁の場面でジョシュ・ドナルドソン(Josh Donaldson)が放った凡打が野選となり、同点の走者が生還した。これで、34歳のボーティスタの決勝打がお膳立てされた。
ボーティスタは、「激戦で興奮した。これまでプレーしたなかで、最も気持ちが高ぶった試合だったよ」と振り返ると、「本当にいろんなことが起きたね。この試合は終始、勝ち負けを左右していた。打った瞬間は、やったと感じたよ。本塁打をぶちかますことができて、とにかくうれしい」とコメントした。(c)AFP