【10月15日 AFP】ロシア極東ハバロフスク(Khabarovsk)で、ヒグマがショッピングセンターに侵入し、店頭を破壊するなどして数時間にわたり暴れ回った末、近くの幼稚園の敷地内に逃げ込み、警察に射殺された。地元当局が発表した。

 ショッピングセンターの防犯カメラ映像には、13日夜に閉店し人けのなくなった店内でクマが暴れまわる姿が捉えられている。

 地元警察によると、その後、ショッピングセンターを飛び出したクマは、幼稚園の中庭に逃げ込み、警官らに包囲された。クマは、地元住民を襲う可能性があったために、獣医師の到着を待たずにその場で射殺されたという。

 だが、ロシアの動物愛護活動家らはクマの射殺に怒りを示しており、警察の対応についての調査を求めている。(c)AFP