トルコ連続爆発の容疑者2人を拘束、事前に事件知っていた疑い
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【10月14日 AFP】トルコの首都アンカラ(Ankara)で10日に発生し97人が死亡した連続爆発事件で、襲撃を事前に知っていた疑いがあるとして、トルコ当局はクルド人武装組織「クルド労働者党(Kurdistan Workers' Party、PKK)」と関係があるとみられる容疑者2人の身柄を拘束した。当局者らが14日、明らかにした。
内務省当局者によると、2容疑者は爆弾攻撃のことを事件前から知っており、事件の9時間前にツイッター(Twitter)で攻撃の情報を共有していた疑いが持たれている。
トルコ政府高官はAFPに「これは新たな捜査だ」と述べ、「(事件のことを)事前に知り得た理由について2容疑者から事情を聴取している」と語った。トルコ政府によると、2容疑者はPKKとつながりがあるという。
先だってトルコ政府は事件について、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の犯行である可能性が最も高いものの、PKKなど他の組織による犯行の可能性も除外できないと述べていた。(c)AFP