ヘリ墜落の生存者、湖上で裸の状態で発見 インドネシア
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【10月14日 AFP】インドネシア・スマトラ(Sumatra)島で、乗っていたヘリコプターが墜落して2日間にわたり行方不明になっていた男性が13日、巨大な火山湖の湖面に裸で浮いた状態で見つかり、救助された。当局が明らかにした。
20代のこの男性は、スマトラ島西部のトバ(Toba)湖で発見された際、身に着けていたのは黒い腕時計だけだった。意識はあったが非常に衰弱しており、病院に搬送された。
男性は、トバ湖に墜落したとみられているユーロコプター(Eurocopter)製のEC130型機に、他の4人と一緒に搭乗していた。同機は11日、トバ湖に浮かぶ人気観光地のサモシール(Samosir)島からメダン(Medan)市までの短距離飛行の間に消息を絶っていた。
救難当局によれば、男性は救助隊員らに対し、自分はヘリの乗客であることなどを語ったものの、地元の病院に搬送される間、意識はもうろうとした状態だったという。(c)AFP